ものを造ること。それは、実態が無いものを創造することです。
その創造の過程で、雨風・日差し等々、大地の自然と共に、人が生きていく為の工夫を加えた器が建物です。人が手を加えなくなると、廃墟・空き家と化し、朽ちていくのを待つだけの運命です。運が良ければ、歴史的遺産として管理され、残ります。
機能優先か?デザイン優先か?
若い頃、仲間と良く語り合いました。私は独自の拘りを持って創造していく以上は、発注者との好みのマッチングも踏まえ、双方大事な要素として心掛け、設計ています。
国内はもとより、世界のコルビジェ・ライトも観て歩きました。
建築設計をやってると、小物、家具までデザインする機会が与えられます。義母のガラス仏壇、球に魂を込めた父の墓もその一環です。