ハウスメーカーや地域ビルダー経由の住宅の仕事は、費用の兼ね合いも有り、自社で内容手順はわかるから工事監理も不用と言うところがほとんどです。業界用語で確認代行と言います。その場合、図面記載分からの内容変更が有ったときは、必ず連絡する事を伝え、検査時や竣工時は現場に顔を出し、気付いたこと有れば現場担当者にその内容を伝え確認するようにしています。
業務の内容は、建築主の依頼先、つまり、どこの誰を信頼して業務発注するか?どのスタイルで、どのような仕様で設計依頼するのか?直接アヴニール設計に相談有った場合は、その内容をヒヤリングしながら説明し、基本設計完了までに方針を決めて、設計料及び概算工事費を算出します。ある程度ヒヤリングの段階で工事規模・仕様を考慮しながら進めていくのですが、どうしても工事内容と予算がはまらない場合は、その時点で工事内容・仕様全体を練り直し、予算内で治まるよう調整します。それ以外のハウスメーカーや地域ビルダー経由の場合は、建築主の要望からプラン作成し、その内容規模を各社自社仕様と照らし合わせ、最初に全体工事費用を決めてから具体的な設計打合せに訪れる場合が多いので、設計費用は全体工事予算の中に有り、直接建築主に提示することはありません。
業務の内容、スタイル、仕様とは、具体的に下記のようなことを言います。
●木造(W)・鉄骨造(S)・鉄筋コンクリート造(RC) 等構造
●住宅・店舗や商業施設・病院や介護施設・事務所・倉庫等 用途
●新築・リフォーム・増築・用途変更等 工事の種類
●請負契約による工事一括発注・セルフビルド・CM(分離発注)等 工事発注形態
●その他、確認申請以外の各種申請が必要な場合又は提出要望有る場合